【M&Aニュース】アスラポート・ダイニング、小僧寿しと資本業務提携

2016年12月01日

「牛角」「とり鉄」「タコベル」などの外食フランチャイズを展開するアスラポート・ダイニングは小僧寿しと資本業務提携を行うことを決定した。

 

アスラポート・ダイニンググル―プは、焼肉、居酒屋等の外食フランチャイズを中心に全国で671店舗 (平成28年9月30日現在)を展開しているが、平成25年度より新たに「食のバリューチェーンを構築する」という目標を掲げ、外食(販売)事業から流通及び生産事業への進出を果たし、多層的な付加価値を生み出すビジネスモデルの構築に取り組んでいる。 その目標を達成するため4つの戦略「既存ブランドの競争力強化と成長」、「ブラ ンド・ポートフォリオの多様化」、「海外市場への進出」、「食品生産事業と六次産業化への 取り組み」を掲げ、更なる成長を目指している。

 

一方、小僧寿しは、持ち帰り寿し店「小僧寿し」及び「茶月」等のブランドを中心に、全国で327店舗(平成28年9月30日現在)を展開している。小僧寿しは、平成28年5月度に新たな成長戦略に基づく事業運営方針を公表し、「小僧寿しグループ」が持つブランド価値の最大化を成長戦略の基軸とし、今以上に愛されるブランドへと進化するため消費者のラ イフスタイルとニーズに即した「新生小僧寿し」「新生茶月」のリブランド開発の推進、全国を網羅するフランチャイズ事業体制の再構築をすすめている。更に「宅配事業」の他、「高齢者・介護関連事業」への参入を通じて、国内外で有数の複合的な業態のフランチ ャイズ企業を目指した取り組みを進めている。

 

小僧寿しとの資本業務提携は、アスラポート・ダイニングのブランド・ポートフォリオにない寿司業態との提携であり、アスラポート・ダイニンググループが運営する店舗と合わせると、約1,000店舗の規模となる。アスラポート・ダイニングは、小僧寿しが有する「持ち帰り(テイクアウト)や宅配(デリバリー)」の機能とノウハウを共有することにより、アスラポート・ダイニングの既存ブランドの新たなる事業展開が速やかに可能となると考えている。

 

また、アスラポート・ダイニングのブランド開発のノウハウにより小僧寿しの経営課題である「小僧寿し」 や「茶月」のリブランド・プロジェクトをサポートできると共に、アスラポート・ダイニングのフランチャイジ ー・ネットワークを通じて当該リブランド店舗のフランチャイズ展開を支援していくことも企図している。

 

そして、これら施策を実行するには、中長期的な関係を緊密にすることが必要不可欠であるとの認識が両社間で生じ、資本関係を持つことが最も有効であるとの結論に至り、今回の資本業務提携を決定したもの。