譲渡価額の消費税について

2016年09月28日

株式譲渡の場合、取引の対象となるのは株式ですが、

株式は消費税の課税対象とはなりません。

 

ですから、譲渡対価が1億円なら1億円です。

 

一方で、事業譲渡の場合、取引の対象となるのは

造作・機械などの資産となります。

 

 

これについては、消費税の課税対象となります。

 

ですから譲渡対価が1億円なら、総額1億8百万円です。

 

気をつけないといけないのは、

上記の通り、M&Aの譲渡価額は大きいのが一般的なため、

それに伴い消費税の額も相当に大きくなります。

 

8%ですから、仲介料金よりも遥かに高くなります。

簡単には見過ごせない金額になります。

 

ですから、事業譲渡における譲渡価額を交渉する際には、

買い手が提示する額は「税込か?」「税抜か?」を、

事前に確認をしておかないと、

条件がまとまったと思って進めていた話にも関わらず、

実はその認識が違い、折り合いがつかなくなる、

なんていうことも可能性としてはあるのです。