リースの見落としに注意

2016年08月26日

リースがオフバランス、即ち貸借対照表に計上されていないとき、

その見落としに要注意です。

 

リースは負債ですから、これを見落としてしまうと、

当初想定していた財務状況と全く違う形の会社が出来上がります。

 

設備機器類でリースを多用している企業であったとすれば、

残債だけで相当な金額になるはずで、

買い手がこれを引き継ぐ前提となっていれば、

その金額を予め確認した上で、譲渡条件に織り込む必要があります。

 

問題になりがちなのは、

・事業譲渡において、リースの引継ぎを明確にしていなかった

・株式譲渡において、リース資産の存在が明らかにされていなかった

など。

 

いわゆる「簿外」の負債、資産については、

M&Aにおいては事前にその存在をデューデリジェンスによって明らかにし、

その対処を明確にしておかないと、後に必ず問題が発生してしまいます。