最終的に譲渡金額はどのようにして決まるのか?

2016年06月08日

譲渡を考える経営者であれば、やはりいくらで売れるのか?

というのがとても気になると思います。

 

本ブログでも何度も記載しております通り、

飲食業のM&A相場は、

 

時価純資産+減価償却前営業利益×2~5

 

です。

 

 

ですが、じゃあ実際の現場でどのように最終的な条件が決まっているかと言いますと、

買い手の経営判断による「エイヤッ!」です。

 

要するに、「感覚」です。

 

M&Aは、買収候補企業を1社に絞って以降は全て相対交渉になります。

ですから、例えば理屈的には条件を下げるべき情報が発見されたとしても

(簿外債務の発見、直近の業績が低迷している、など)、

売り手がそれを了承しないことには、条件は下がりません。

売らないと言われてしまえばそれまでです。

 

その逆もしかりで、条件を上げるべき情報が発見されたとしても

(簿外資産の発見、引当の消滅など)、

買い手がそれを了承しないことには、条件は上がりません。

買わないと言われてしまえばそれまでです。

 

最終的には数字ではなく、理屈ではなく、

双方の事業に対する思いの強さで決まる、と思います。