事業譲渡のメリット・デメリット

2017年12月18日

前回は事業譲渡スキームの概要について説明いたしました。今回は事業譲渡におけるメリット・デメリットを説明していきます。

 

売手のメリット

・事業譲渡では、譲渡する資産や従業員、契約などを選択することができます。そのため、売手にとっては本業とは親和性のない事業の切り離しや、不動産資産だけを残して引退後の生活費に充てるといって選択ができます。

・法人格は残るため、同じ会社で新しい事業を始めることが可能です。

 

売手のデメリット

・事業譲渡の場合、譲渡益に対し法人税(約30~40%)が課税されるため、節税対策が必要です。

 

買手のデメリット

・取得する資産や従業員などを選別できるため、不要な資産や偶発債務、簿外債務の引継ぎを避けることができます。

・のれんや引き継いだ資産を償却できるため、節税効果があります。

 

買手のデメリット

・賃貸借契約や各種許認可などが引継げない可能性があります。

 

次回は、事業譲渡の手続きの流れを説明いたします。