企業の価値と価格は別

2017年12月14日

何かモノを購入するときに、それを入手するために支払う必要のある金額は「価格」です。

一方で、それを入手した時に自分がどれだけの便益を得ることができるかが「価値」です。

 

「費用対効果」という言葉で考えればわかりやすいと思いますが、費用が価格で効果が価値です。

 

価値はそれを受け取る人によってその大きさは変わります。

価格は売る人と購入する人がお互いに合意した金額で決定します。

 

M&Aで、最終的な買収価額となった金額は価格です。

価値は色々な算出方法があり、その捉え方が買収する企業によって変わってきます。

 

M&Aの仲介会社に企業の価値を調べてもらったとしても、それが価格になるとは限りません。

仲介会社が調べて算出する価値というのは、多くの企業がその会社に対して感じるであろう平均的な価値のようなものです。

ですから、それ以下になることもあれば、それ以上になることもあります。