M&A用語解説:「基本合意書」とは

2017年11月30日

例えば何かを購入する契約を締結するとき。

通常はお見積りをもらって、それで納得すれば売買契約を締結します。

 

M&Aの場合このお見積りと売買契約の間に1つ契約を挟むのが一般的で、これを基本合意契約といいます。

 

何故基本合意契約を締結するかというと、デューデリジェンスを目的とすることが一般的です。

デューデリジェンスについては先日別途記事を書きましたが、買収対象会社・事業のことを調べる買収監査のことです。

当初買収検討を進める上では、売り手が提示する情報を元に検討を進めざるを得ませんが、いざ買収するという決断をする上では、改めてそれら情報の信ぴょう性を確かめ、見落とされているものがないかを確認しないことには、結果想定と違うものを買収してしまったとしても文句の言いようがありません。

 

ですので、買収前提で条件を固めたうえで基本合意契約を締結し、デューデリジェンスにてチェックした上で、最終的な契約へと進める、という流れになります。

 

執筆:中原 陸