M&Aを活用するための7つの戦略

2017年11月08日

本日は、買収側としてM&Aを活用するための7つの戦略について記載します。

 

①ライバル企業買収による規模拡大
事例:ある地域の飲食業を営む企業が、同地域の飲食業を買収。地域内でのシェアを高め、ドミナント展開を加速させる。

②同業買収による規模拡大
事例:東京の大衆居酒屋業態を展開している企業が、埼玉や千葉で居酒屋業態を企業を買収。他エリアへの進出、規模拡大によるコストダウンを実現する。

③川下事業への進出
事例:食品加工企業が飲食事業会社を買収。直接お客様と接点をもつことにより、本業の拡大を実現する。

④川上事業へ進出
事例:飲食事業を行う企業が、セントラルキッチンを所有する食品会社を買収。業務の内製化による収益性の向上

⑤周辺分野への進出
事例:産業給食事業会社が、飲食事業会社を買収。双方の事業へのシナジー効果を見込む。

⑥商品・サービスの拡充
事例:老舗レストランを運営する企業が、バル業態を行う企業を買収。老舗レストランとお酒を扱うバル業態で新しい業態に展開し差別化、収益性の向上を図る。

⑦新規事業への進出
事例:飲食事業会社が、介護事業へ参入。今後の高齢化を見込み、介護事業に参入。また、今後は、介護事業で提供する食事にも拘り、本業とのシナジーを目指す。

 

キーワードは「相乗効果」です。買収するからには、足し算ではなく掛け算にならないと意味がないと思います。掛け算にするには、まずどのような「相乗効果」が期待できるのかを把握することが重要です。

 

山田健司