守秘義務の重要性

2017年10月25日

M&Aは「守秘義務にはじまり守秘義務に終わる」と言われています。M&Aを進めることは守秘義務を守りながら、自社にとって一番良い企業に出会うことができるかということになります。

守秘義務契約を締結することも当然大事ですが、その他にも以下のように大切なことがあります。特に弊社のような、仲介会社にお願いする場合も同様です。

 

 

  • ネームクリアをしてもらうこと

これは、仲介会社がどこの企業にあたるのかを事前に開示してもらうことです。例えば、知り合いの企業や取引先が同じ企業などは、ノンネームであっても話をしてほしくないなどの意向もあるかもしれません。ですので、事前にリストチェックをすることが重要となります。

 

  • ノンネームシートを事前に確認させてもらうこと

ノンネームシートは仲介会社が作成して、買い手を探す活動をしていきますが、必ず事前にノンネームシートを確認することが必要です。ノンネームシートでの情報が多すぎると、ネット検索で特定させてしまう可能性があるので、注意が必要です。

 

  • ノンネームシートから情報を開示する先を限定する

これは、ノンネーム情報で検討するという企業に対して、全ての情報を開示するのではなく、仲介会社と連携して情報開示する範囲を限定するということです。経験のある仲介会社は、ノンネームでの反応を見ながら本気で検討している先かどうかの目途をたてることができます。そのような情報をもとに極力情報の開示先を限定するということです。

 

 

このように、情報開示先をいかに減らしクローズした中で完了させるかということが重要となります。一番大事なことは、上記のようなことを誠実に行う業者にお願いするということだと思います。

 

山田健司