仲が良い兄弟ほど相続で揉めるってホント?

2017年10月13日

こんにちは 池北です。

私は司法書士として、司法書士法人に勤めていた際に感じたことがあります。
それは、「意外と仲が良い兄弟ほど相続で揉めるものだなぁ」ということです。
(はっきりとした統計はないですが、、)

その原因の多くは、

「仲が良いから相続で揉めることはないだろう」
「私がいなくなってもなんとか解決してくれるのではないか」

というように問題を先送りにして、親御さんがやるべきことを怠ったケースが多いのです。

一方仲の悪い兄弟の場合、親御さんは最悪のケースを想定します。

「私がいなくなったら相続で絶対に揉めるよね」
「じゃぁそうならないように公正証書遺言で書いておこう。」
「財産が家しかないから、家を売って現金にしておこう」

といったように課題を抱えていた場合のほうが準備をしっかりします。
その結果、スムーズに相続手続きが完了します。

これらを経営者の立場と置き換えて考えてみたらどうでしょう。

今仕事が順調で従業員の結束が強くても、自分がいなくなった場合に、今の状況が続くとは限りません。
自分がいなくなることにより権力闘争などが起きる可能性もあります。
その結果売上が落ちるかもしれません。
そういったことも想定し、自分の退任後の方向性を元気なうちに決めておくことも経営者の努めとなります。

是非、一度考える機会を設けてみてはいかがでしょうか。
                                                   池北裕紀